X2D 100C ゲット

 

ハッセルブラッド X2D 100C 入手

ハッセルブラッド X2D 100C ゲットしました。同じくハッセルブラッドの X1DII 50C 持ってたんですが、まだ見たことのない1億画素と手ぶれ補正が強力という魅力には勝てず、えいやっと行きました。

X2D 100CとXCD45Pレンズ

平行して使っているソニーのα7シリーズやα1もなかなか格好がいいですが、ハッセルブラッドのX system カメラは、また違ったかっこよさがあります。

特に真正面から見た正方形のボディにグリップが付いたような形が好きです。

ご存じの方は多いと思いますが、ハッセルブラッド X2D 100Cは、センサーサイズが 44mm×33mm のいわゆる中判ミラーレスで、1億画素あります。

平行して使っているソニーαは、α7s、α7RV、α1その他を持っていて、レンズも超広角から望遠まで、一通り揃っています。なのになぜハッセルブラッドのカメラが欲しくなったのかというと、同じはてなブログの 京都周辺気まぐれ風景で、ハッセルブラッドの作例見て、35mm判とは違うデジタル臭さのあまりない自然な写りに惹かれたからと言いましょうか。ブログ主のギャオスさんは、α900等のソニーAマウント時代から、私の写真の心の師であり尊敬する方ですが、やはりソニーαやライカQの写真に加えてハッセルブラッド X1DII 50C の美しい作例も掲載されていて、それに感化されたというか。

レンズ

レンズは X1DII 50C の時のXCD 4/45PとXCD3,2/90 とがあるんですが、純正でさらにレンズ購入しようとすると、どれもこれもけっこう高価ですぐには手が出ません。それに加えて、純正のレンズはどれも比較的暗めで、開放F値 2未満のレンズで簡単にボケの大きな写真を撮るということができません。

そこでギャオスさんに教えていただいたものや自分で試してみたものから、以下のような35mm判レンズを揃えました。電子接点のないマウントコンバータを介しているので、EXIF 情報は記録されずMFオンリー、どれも中判で使うにはイメージサークルがやや小さめで、四隅が減光しますが、それはそれで面白いので使っています。主に Pentax レンズとソニーαのAマウントレンズです。共に、いったんライカMマウントに変換して、それからハッセルブラッドXマウントという二段重ねです。Kマウントレンズは絞りリングのあるもの、Aマウントレンズには絞りリングはありませんが、マウントコンバータに絞りレバーが付いています。

焦点距離の小さい方から。

smc Pentax 28mm F2.8

HD Pentax-FA 35mm F2

Hasselblad XCD 4/45p (純正 45mm F4)

HD Pentax-FA 77mm F1.8 Limited

Sony Planar T* 85mm F1.4ZA

Hasselblad XCD 3,2/90 (純正 90mm F3.2)

Sony Sonnar T* 135mm F1.8ZA

Sony 135mm F2.8 STF

Pentax の3本は中古で、ソニーの3本は Aマウント時代によく使ってて、最近死蔵気味だった中望遠名レンズなので、経済的に揃えました。

このところ多忙で、近所で簡単に撮ってきたものを。

 

近所の小高い丘からの遠望。写真の下のリンクをクリックすると、はてなフォトライフの拡大したものが見えます。オリジナルは 11656×8742=約1億画素ですが、はてなブログの制限で圧縮・リサイズした 10000×7500=7500万画素です。それでも、1億画素の片鱗がうかがえると思います。

中央奥は中学校の校舎ですが、拡大してみると屋上の給水設備やエアコン、あるいは手前のおうちのベランダの干し物等がよく見えて、さすがの高画素です。

それ以上に、Pentax 28mm F2 F2.8 というもうオールドレンズの域に入ったもので、こんなに解像するんだな、と感心しました。ペンタックスレンズ、恐るべし。

Pentax 28mm、f=8.0

オリジナル画像を見るには、下をクリック

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/bombo99/20230428/20230428232158_original.jpg

 

35mm F2 でサツキを撮影しましたが、けっこう立体感があります。

これもいいレンズですね。

Pentax 35mm、F=2.0

オリジナル画像

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/bombo99/20230428/20230428232318_original.jpg

 

2枚とも、四隅の減光はあまり気になりません。

ハッセルブラッドの Xシステムレンズを付けるときは、何もしないで手ぶれ補正が効きますが、サードパーティのレンズを装着して電子レンズで撮影するときは、レンズの焦点距離を入力する必要があります。

手ぶれ補正が強力なせいか、注意して撮影すれば、X1DII 50C では時々気になったローリングシャッターひずみがほとんど現れません。重めのソニーの85mmや135mmでも安心して撮れそうです。