周知のようにX2D 100C には、「クロップなし」も含めて11個のクロップモードがあります。
No. | 横縦比 | 呼び名 | 横(pixel) | 縦(pixel) | 画素数 | 比率 |
4:3 | クロップなし | 11656 | 8742 | 101896752 | 100% | |
1 | 1:1 | 6X6 | 8584 | 8584 | 73685056 | 72% |
2 | 7:6 | 6X7 | 10120 | 8676 | 87801120 | 86% |
3 | 5:4 | 4X5 | 10120 | 8096 | 81931520 | 80% |
4 | 11:8.5 | レター | 10120 | 7820 | 79138400 | 78% |
5 | 297:210 | A4 | 11656 | 8240 | 96045440 | 94% |
6 | 3:2 | 6X9 | 11656 | 7770 | 90567120 | 89% |
7 | 3:2クロップ | 24X36 | 10120 | 6746 | 68269520 | 67% |
8 | 16:9 | スクリーン | 11656 | 6556 | 76416736 | 75% |
9 | 2:1 | 6X12 | 11656 | 5828 | 67931168 | 67% |
10 | 65:24 | XPan | 11656 | 4302 | 50144112 | 49% |
これらのうちから、よく使うものだけをピックアップしておくことができます。
うちでは、「クロップなし」「1:1 正方形」「5:4」「65:24 XPan」の4つをよく使うので、これらを選択してあります。
X2D 100C のメニューの「一般設定」から「カスタムボタン」に進み、どれかのボタンに「クロップモードに進む」を割り当てておくと、そのカスタムボタンを押すと、「クロップなし」→「XPan」→「1:1」→「5:4」→「クロップなし」とトグルで変えることができます。最初は「クロップなし」で始めても、ファインダー覗きながらボタン押すだけで構図枠を変えて試してみることができるので、なかなか便利です。
サードパーティの35mmカメラ用レンズを使うと隅がケラレることがあり、ファインダー覗いてそれが気になるなら、カスタムボタン押して「5:4」でケラレを防ぐ時にもクロップモードは使いものになります。
VMマウントのAPO-LANTHAR 50MM F2 Aspherical をX2D 100Cに付けて撮ると、こんな感じ。ケラレがちょっと気になる。
ファインダー覗きながらケラレが気になるので、5:4に変更。
社殿は全部がきれいに納まるように XPANで。
水仙が生けてあった井戸は正方形にするのがよさそうなので1:1で。
XPAN で撮るのはなかなか新鮮で面白い。
X2D 100C はその場でクロップできるのが大変いいですね。撮影のバリエーションが増えます。後、35mmカメラ用レンズの用途が広がります。
どのクロップモード使っても、最低でも5000万画素あるのは、1億画素カメラの強みですね。